麻黄(マオウ) と 麻(アサ/ヘンプ)

2015.2.18

寒いですね・・・風邪をひきそうです。

ゾクゾクっときたら葛根湯!がすっかり浸透しているヘンプキッチンですが、
何気なく箱をながめていたら成分のひとつ「麻黄(マオウ)」の文字が目に飛び込んできました。

つい「麻」の文字に反応してしまうスタッフK。。

さっそく調べてみたところ、麻黄はマオウ科の植物で、
麻黄の「麻」は食べると舌が麻痺することに由来するとか。


 

 

 

 

麻黄を旧字体で書くと痲黄。

痲 は「痲れ(しびれ)・痲痺(まひ)」を意味しているそうです。

1949年に当用漢字字体表が告示されて「痲」と「麻」が同じ漢字として使われることになり、
漢字表記が現在の”麻黄”になったんですね。

一方、ヘンプの麻の旧字体は”广の中に「ホ」のような形が左右に2つ”。
麻黄の麻とヘンプの麻に直接の関係はありませんでした・・・。
麻の実を食べてもシビレません、、念のため☆

でも、どちらの植物も古くから薬用に使われてきたところは同じ。

麻黄は気管支拡張作用、抗炎症作用、発汗作用があるので風邪薬や喘息の薬として、
麻は緩下薬、潤燥薬、咳止めとして使われてきました。

食べ物としての麻の実も滋養豊かで消化吸収しやすいので
風邪でカラダが弱った時にオススメですよ。

食欲がないときのスタッフKは
・お粥に麻の実ナッツや麻の実油を加えて食べる
・ショウガ湯にヘンプパウダーを混ぜて飲む
などして栄養補給しています。

 

 

 

 

 

 

まだまだ寒い日が続きますが、みなさまも体調に気をつけて健やかな毎日をお過ごし下さい☆